【2020年5月】新型コロナウイルスが蔓延する今年、「マスクの年」とも呼ばれる2020年だが、飲食が不可能だというマスクの弱点を解消する飲み物が飲めるマスクがこのほど、イタリアで登場した。穴の開いたマスクにバルブを付けたもので、すでに特許を取得しているという。マスクをしたままドリンクを楽しむ人々の姿が、バーやパブでみられる日も遠くないかもしれない。
このマスクを開発したのは、イタリアのトスカーナ州、ピサのカルロ・アルゼラ、トリスターノ・バルダンジ、ステファノ・バーニの3人組。「ドリンク・セーフ」と名付けられたマスクには中央に穴があり、周りにバルブが付いている。専用のストローを使うと、全く空気に触れずに飲み物が口に吸いこまれる仕組み。バルブは取り外しでき、洗浄することもできる。市販されているマスクに穴を開けて、このバルブを付けることも可能だという。
現在は、「ドリンク・セーフ」を5ユーロ(約600円)で販売しようと、量産を進めている。
原文はこちらです。