【2023年10月】スコットランドのヘブリディーズ諸島にあるバラ島からグラスゴーに帰った翌日、今度はハイランドを巡る1日ツアーに参加しました。
前に何度か参加したラビーズという旅行会社がやっているツアーで、2010年に4泊5日で行ったツアーの焼き直しです。
他にもいろいろツアーはあったのですが、比べると、やはりこのルートが魅力的。
前回は2010年と、かなり昔だったので、再訪するのもいいかなと思ったわけです。
今回はグラスゴーのブキャナン・バスステーションからの出発。
ホテルからは徒歩で20分ぐらいでした。
早々と着いたつもりでしたが、私達は最後から2番目で、ミニバスの一番後ろの席になりました。
定員16人で、満席です。
ガイドはアルというグラスゴー出身ながらエディンバラに住んでいる人。
参加者は、米国人、カナダ人、インドネシア人、イスラエル人、ベルギー人と私達。
北米が多い割には静かな人たちでした。
残念ながら、アルの説明は聞き取りにくかったです。
我々が一番後ろだったこと、スピーカーが不調だったこと、本人の喋り方がソフトで早口だったこと・・・。
最初に行ったのはロッホ・ローモンドです。
前回行った時には今にも泣き出しそうなどんよりした天気だったせいで、よく知られた「ボニー・バンクス・オー・ロッホ・ローモンド」の歌が悲歌だと教わってしんみりしたものでしたが、今回は明るい光の下、平和そのものの光景が広がっていました。
湖岸のラス村も、こんなに明るいと観光地らし過ぎて、ウソっぽい感じです。
絵にはなりましたが。
それからグレン・クローへ。
グレンは「谷」の意味。
スコットランドにはグレンがたくさんあって、雄大な景色を見せています。
ここも写真には撮り切れない雄大さでした。
そしてインヴァレリーの町へ。
前回行かなかったお城の外観も見に行きました。
中にも入れるらしかったですが、ツアーでは入りませんでした。
ここの城主であるアーガイル公爵は、配下の者の面倒を見る代わり、いったん戦が始まると100%身を捧げることを求めたそうです。
日本企業みたいなものでしょうか。
お城を見た後は、相変わらず整然と白黒に塗られた町をぶらぶら散歩しました。
次に行ったのはキルカーン城(キルチャーンだと思っていましたが、発音が違ったようです)。
前回は、草地を歩いて城まで行き、遺跡の中を歩き回りましたが(4泊のツアーだったので時間があったのでしょう)、今回は遠目に見ただけです。
ここもまた、好天の下ではのどかな風景でした。
近くにハイランド・カウが。
今回、この種の牛が見られたのはこの時だけでした。
アルもカウを「クー」と発音していました。
羊と仲良く草を食んでいました。
スコットランドには羊が1100万頭いて、人口の倍だそうです。
元来のスコットランド羊は黒や茶色でしたが、染めやすい白い羊が導入されて、今ではそちらが主だという話でした。