【2015年8月】のんびりした蒸気船での船旅で行きついたのは、ドイツのザクセン・スイス地方の町、バード・シャンダウでした。
ここは温泉街として知られるらしいです。
私達はドレスデンまで戻らなければならなかったので、鉄道駅を探しました。
最初は、どうせ小さい町だからすぐに駅に行き当たるだろうと思っていたのですが、まったく見当たりません。
それでパブの人に尋ねたら「まっすぐ行くと橋があり、それを渡ってすぐ」とのこと。
歩き始めたのですが、橋ははるかかなた。
パブの人は我々が車で移動していると思ったのでしょう。
それで、近所のホテルでタクシーを呼んでもらうことにしました。
ところがホテルの人が言うには「ここを下るとすぐ桟橋があって駅に行くフェリーが出てます」。
半信半疑で川べりに行くと、確かに渡し船が。
それに乗って10分もしないうちに、駅の真下に到着しました。
クーロルト・ラーテンでも渡し船だったし、エルベ川では渡し船が大活躍です。
ちなみに大都市であるドレスデンは渡し船じゃやっていけないので、橋を作ったがために、ユネスコの世界遺産から外されたそうです。
2004年に登録されて2009年に削除されたとのこと。
トンネルにすればよかったのにと思ったことでした。