【2023年7月】フランスのパリから初めて、列車でイタリアのミラノまで移動しました。
出発地点は、数日前にフォンテーヌブローへの列車に乗ったのと同じ、リヨン駅。
そして列車はイタリアの高速列車、フレッチャロッサでした。
予約した列車は15:16発と遅かったので、午前中はのんびり。
ホテルをお昼にチェックアウトし、以前にも行った市場の方向へ歩いてランチの場所を探しました。
前回、ステーキを食べたレストランが見つかったのですが、この通りが工事中だったせいか、全く活気がありませんでした。
なので、ここを通り過ぎ、結局、Le Chat Bossu という名前のフランスらしいカフェへ。
私はチキン、夫はハンバーガーを食べ、500㎖のワインを飲んで€55。
とっても美味しいというほどでもありませんでしたが、地元の人もたくさん入っていて、雰囲気は楽しめました。
ここでデザートを食べなかったので、リヨン駅のお店でマカロンを6つ買いました。
私が荷物を見守り、夫だけ店の中に入って支払いをしたのですが、出てきた時に、夫の目がまん丸。
なんと、マカロンが一つ€3(約470円)を超えていたのだそうです。
フランスの店のことは全く疎くて知らなかったのですが、ラデュレというこのお店、調べてみたら、マカロン発祥のパティスリ―なのですね。
高いわけです。
列車の中で大切に食べましたが、さすがにとっても美味しかったです。
さくさく感としっとり感がよく調和していて、それぞれの味わいがしっかり出ていて、文句の付け所がありませんでした。
さて、列車の旅ですが、リヨンまでの約2時間はとてもスムーズ。
ところが、その次だったか、次の次だったか、駅の手前で列車が長いこと停車。
そして駅に着いたら、プラットフォームで、防弾チョッキを来た警官が、太っちょの男を取り囲んでいるのが見えました。
どうやら、この男が黒人の車掌さんに暴言を吐いて脅迫した模様です。
列車は、この男とその仲間を置いて、出発しました。
ところが、その先でまた立ち往生。
今度は悪天候のせいらしかったです。
結局、22:07にミラノのチェントラーレ駅に着くはずだったフレッチャロッサは、2時間遅れの24:00過ぎに到着しました。
ついでに、駅の構内から外に出たとたん、大粒の雨が降り出し、雷雨に。
そしてタクシー乗り場は当然のことながら、長蛇の列。
割り込もうとしたジプシーの女たちを振り切り、ようやくタクシーに乗り込み、深夜になってやっと目的地にたどり着いた次第です。