【2014年7月】クロアチアのザダルで夕方に散歩していたら、ダンス・パフォーマンスに行き当たりました。
これは大道芸といった軽い催しではなく、本格的なプロのダンスです。
音楽は耳を劈くように声を張り上げて歌う歌声が独特。
踊りは男性のほうが主役で動きが大きく、女性は足踏みがほとんど。
衣装もすごく凝っていてかわいかったです。
みんな一糸乱れずレベルの高さを感じました。
教会の前の広場にしつらえたステージでのパフォーマンスで、雰囲気も上々。
地元の舞踊団かなと思って、脇に張られたポスターを見たら、Tanec とあります。
後で調べたら、マケドニアのスコピエのプロの民族舞踊団で、賞も取ったことのある人たちとのこと。
無料で見られて得した気分です。
それにしても、マケドニアとクロアチアって、ちょっと前まで同じ国だったんですよね。
何年か前にスロヴェニアに行ったとき、同行の友達が、セルビアのベオグラードに住む知り合いに電話したら、「よく私の国に来てくれました」と言われたそうです。
バルカン半島の人々で、ある一定の年齢以上の人には、ユーゴスラビアだったときの一体感が残っているのかもしれませんね。