【2024年6月】北イタリアのロンバルディア州にある歴史的な町、マントヴァは、私達が住む町から日帰りできる距離なのですが、今回は近郊に一泊しました。
本当はマントヴァ市内に泊まりたかったのですが、何やら漫画関連のお祭りがあったようで、目ぼしいところがどこもいっぱいだったのです。
で、泊まったのは、マントヴァから西に20キロ弱のロディゴにあるVilla dei Tigli 920 Liberty Resortという長い名前のホテル。
20世紀初めに建てられた 貴族の館だったところだそうで、それなりの雰囲気がありました。
特に、吹き抜けになっているラウンジの装飾が豪華で見栄えがします。
私達の部屋も、この母屋の上の階で、1920~30年ごろの調度品が良い感じでした。
着いてさっそく、素敵なラウンジでアペリティーヴォ。
これはオプショナルで事前に選んで注文していたものです。
定番のスプリッツとハムなどのおつまみを楽しみました。
後から若者カップルもアペリティーヴォのために来ましたが、先に始めていた私達に気おされたのか、部屋に運んでもらっていました。
ルームサービスのオプションもあったのです。
その後、部屋で一休みした後、今度は夕食です。
夕食もホテルで食べました。
階下の食堂は、質の良い白いテーブルクロスがかかったテーブルのあるクラシックな部屋。
でもこちらは新館なので、比較的、あっさりした内装でした。
メニューはチェックインの時に決める方式で、アンティパストではなく、プリモ+セコンドというチョイスになっていました。
プリモは二人とも、カボチャのラビオリ。
セージと松の実が乗ったバターソースが効いていて、甘くて美味しかったです。
メインは、私はこぶた料理にしたのですが、とっても柔らかでした。
夫は、まるでアンティパストのようなハムとチーズの盛り合わせで、りんごのモスタルダ付き。
モスタルダは通常、甘辛いものですが、これは辛くなかったそうです。
デザートにはアップルシュトゥルーデルといちごのセミフレッドを取って分けました。
セミフレッドの方はちょっと甘すぎて、持て余しましたが、全体として、とても満足のいく食事でした。
ちなみに、ワインはトレンティーノ産だという赤ワイン。
北の方のワインにも、ビターで濃い味のものがあるのですね。
とても良かったです。
食後、薄暗い中、庭を散歩したら、プールがありました。
真夏は賑わうのでしょうね。