マン島へ

マン島へ

【2014年5月】5月初めの連休を利用して、イングランド北西部沖のマン島へ行ってみました

夫がその昔、切手収集をしていた頃、最初に集めたのがマン島の切手だったんだそうです。

それがどこかも知らず。

「どんな所だろう」とずっと思っていたそうで、それで行くことにしたのです。

マン島は厳密に言うと、英国ではないそうです。

でも独立国でもなく、中途半端な自治区といったところでしょうか。

このため、独自の紙幣(コレです)があり、独自の税制があります。

いわゆるタックスヘイブンで、実際の事業はイングランドなどで運営しながら、財務部門の拠点をここに置いている会社が数知れずあります。

イングランド人がマン島で働きたい場合は、労働許可証が要るんだそうです。

これは、70年代の景気後退時に、閉鎖された工場や炭鉱の労働者が大量に流れ込むのを防ぐために制定されたもので、今は仕事さえ決まっていれば、許可を拒否されることはないとのこと。

現在、島の人口は85000人で、うち45%がマンクスと呼ぶオリジナルの島民だそうです。

失業率はたった2.8%。

私自身が困ったのは、携帯電話の電波も中途半端にイングランドと異なることです。

ローミングもせず、Wifiにもつながずにネットが見られたので普通に使っていたら、後で多額を請求されてしまいました。