モナリザ解明、間近か

【2014年2月】イタリアのANSA通信が14日、フィレンツェから伝えたところによると、レオナルド・ダ・ヴィンチの名画「モナ・リザ」のモデルの遺体とみられる骨のDNA鑑定が大詰めを迎えている。

この名画のモデルは、16世紀の裕福な商人フランチェスコ・デル・ジョコンドさんの妻のリザ・デル・ジョコンドさんであると言われるが、その遺体は見つかっていない。

2012年にフィレンツェにある尼僧院コンベント・ディ・サン・オルソラで発掘された人骨が、彼女のものであるとの見方が強まっている。

専門家はリザさんの血縁であるゲラルディーニ一家の遺骨と、発見された人骨のDNAを比較することで、リザさんの遺骨であることを認定したい意向だ。

結論が出るのに四ヶ月ほどかかるとしている。

イタリアでは「モナ・リザ」を「ラ・ジョコンダ」と呼ぶ。

これには「ジョコンドさんの奥さん」という意味合いと「陽気な女性」という意味合いがこめられているという。

また、当時、女性を呼ぶときの「さん」に当たる言葉が「モナ」であった。

原文は こちらです。