【2013年5月】英国のヨークの顔とも言えるヨーク・ミンスター(大聖堂)の中央タワーに登りました。
ついこの間、ミュンヘンで306段の塔に上って平気だったので自信をつけて、275段だというこの階段もいけるだろうと登り始めて、ちょっと後悔。
何しろ狭い螺旋階段で休む場所がないのに加え、一段一段の幅が大きめで、しかも一定していないのです。
ただ、途中で渡り廊下のようなところを歩く局面があって、そこでちょっと休めました。
息を切らして登りきった中央タワーの高さは60メートル。
写真が撮れるよう、安全網のところどころに窓がありました。
真下にはヨークの古い町並みが見え、遠くにはイギリスらしい、煙突のある家並みや、発電所などが見渡せて苦労して登った甲斐があったなと思ったことでした。
現在あるヨーク・ミンスターは1220年に建てられた部分が最も古く、新しい部分は1472年に完了したそうです。
正面から入って進み、半ば辺りで左のほうに折れていくとチャプター・ハウスという部分に行き着きます。
まるで新しいデザインかと思うような天井や床の模様ですが、700年以上も前のものだとかで、ちょっと見ものです。
ここで今も、大聖堂の幹部会が開かれるんだそうです。