ルーからポルペロへ歩く

ルーからポルペロへ歩く

【2020年7月】イングランドの南西部、コーンウォール州にある海辺の町、ルーでの二日目です。

イングランド コーンウォール州 ルー オールド・ブリッジ・ハウス 朝食室 花
宿の朝食室は、ちょっとしたカフェのよう

泊まった宿、オールド・ブリッジ・ハウスの朝食室は、ちょっとしたカフェのようで小ぎれい。

小さいベランダでも食事ができ、そこからはハーバーの良い景色が見られます。

宿の主人夫婦がマスクをして給仕。

私達は事前に、クロワッサンなど欧州大陸系の朝食を頼んでありましたが、たいていの人はベーコンや卵などの英国式朝食を食べていたようです。

予報では、ぐずついた天候のはずでしたが、外れて、良い天気。

夫が晴れオトコなのです。

イングランド コーンウォール州 ルー ルー川 干潮 船 橋
干潮で水のない川の風景

予定通り、ポルペロという隣町までの散歩道を歩くことにしました。

外に出てみると、昨日は水を湛えていた川がすっかり干上がっていました。

川といっても、このあたりは海の潮の満ち引きをそのまま映しているようです。

散歩道は、宿があるウエスト・ルーをまっすぐ海の方面に歩き、海岸線に沿って道なりに行ったところから始まります。

イングランド コーンウォール州 ルーからポルペロ 散歩道 坂 海
かなり坂の多い散歩道

天気の良い日曜日とあって、けっこう多くの人が歩いていました。

大自然の中なので、私達を含め、誰もマスクはしていません。

思っていたより、上り下りの多い道で、タイヘン。

何せ、これまで4か月ほど、家の中にばかりいて、一日の歩行数が20歩前後(携帯のアプリによると)だったのですから。

でも久々の大自然は本当に気持ちよく、そして常に左手に見えている海の色も最高でした。

途中、タランドという入江があり、人々が海で遊んでいるのが見えました。

一軒だけ、カフェがあり、散歩道中の中休みの場になっている様子。

私達はそのまま通り過ぎましたが。

歩いている人々は、犬連れ、子連れが多く、観察眼のある夫が「英国人は3人の子持ちが多い」と指摘。

なるほど、英国では少子化が問題にならないわけです。

イングランド コーンウォール州 ルーからポルペロ 海 岩
ココロを洗われる自然

歩いているのは英国人がほとんどでしたが、時折、オランダ語、ポーランド語、イタリア語も聞こえました。

みなさん、英国在住なのでしょうけれど。

私の足が遅いので、たいていの場合、人々に「お先にどうぞ」と道を譲った次第。

写真をたくさん撮りながら、ゆっくり進み、無事にポルペロに到着しました。