ロココ・ガーデン

ロココ・ガーデン

【2013年10月】今回、英国内のコッツウォルズ小旅行で友達が一番、楽しみにしていたのが、このロココ・ガーデンです。

ペインズウィックという村のはずれにあるこの庭園は、1730年ごろに建てられた屋敷、ペインズウィック・ハウスの庭として1748年にデザインされたとのこと。

20世紀には草ぼうぼうのジャングルと化していたところ、オリジナルのデザイン画が残っていたために、1970年代の再現が可能だったそうです。

ロココといえば、18世紀のフランスのデザイン様式で、庭を劇場のセットのように見立て、作られた美しさを追求するもの

自然の景観を重視するのが伝統のイギリスではあまり見かけないようです。

彫刻やあずまやが点在していて、確かに欧州大陸の庭の雰囲気でした。

けれど、行ったのは何しろ10月末。

雨が降ったり止んだりの風の強い日で、花はないし、落ち葉は散乱しているしで、あまりロココらしい整然とした美しさは感じられませんでした。

ここは11月1日から閉場され、1月10日に開きます。

スノードロップの季節が見ものらしいです。