【2019年12月】三浦半島の突先にある城ケ島で、馬の背洞門を楽しんだ後、城ケ島灯台を目指して散歩しました。
散歩道から見える馬の背洞門も絵になります。
本当に人がいない散歩道で、友達が「サスペンスドラマの舞台になりそう」と言いました。
途中で、友達の一人の姿が見えなくなり、「若い子と間違われて、さらわれたか」と冗談半分で心配したほど。
もちろん、事件は起こりませんでしたが。
城ケ島灯台があるあたりには、家々が並び、村になっています。
灯台下の海岸では、波が大きくはじけていましたが、釣りをする人々の姿も。
ネット情報によると、この灯台は17世紀にここで烽火を上げていたのが起源だそうです。
中には入れないので、灯台の脇をぐるっと周ってバス停の方へ行く途中、食堂がいくつか並んでいました。
予定では、三崎港付近のレストランへ行くつもりでしたが、この時点で十分、お腹が空いていたので、声をかけられるままにその一軒に入りました。
私たちが持っている「みさきまぐろきっぷ」には食事券「まぐろまんぷく券」も付いています。
たくさんあるメニューの中で、この券が使えるメニューは限られていましたが、せっかくなので、券が使える「まぐろ丼」を皆で食べました。
お味噌汁や突き出し、さらに平日ということでデザートも付きました。
どんぶりは大きくなかったのですが、まぐろが山盛り。
これだけで、お腹は満足。
本当に「みさきまぐろきっぷ」はお得です。
ランチの後は、バスで本土に戻り、三崎港へ。
今度は「みさきまぐろきっぷ」に付いているレジャー券「三浦・三崎おもひで券」を使います。
温泉の日帰り入浴とか、レンタサイクルとかチョイスはいろいろあるのですが、私たちは三崎港から出ている「にじいろさかな号」という観光船に乗ることにしました。
半潜水式の水中観光船といううたい文句でしたが、残念、この日は風が強すぎて、水中観光はできず、単に港をぐるっと巡る観光船でした。
全く予想してなかったのですが、この船旅のハイライトはカモメ。
航行中、船の周りを無数のカモメが囲み、キーキーとうるさく、船内案内は何一つ聞こえません。
餌を売っているらしく、人々が投げるのでカモメの群れは船から離れないのです。
前にも言いましたが、私は鳥が苦手です。
船の甲板に入りかけるカモメもいたりして、私はカモメ以上の大声でぎゃあぎゃあと騒いで怖がっていました。
じっと見ていた夫によると、一羽が船の柱にガンとぶつかり、しばらくは飛んでいましたが、力尽きて海に落ちたそうです。
鳥は嫌いですが、そんな話を聞くと、しんみり気の毒に思いました。
恐怖の船旅の後は、港にある市場に入りました。
三崎はまぐろの名所ですが、ここで獲れるわけではなく、世界各地で獲れたのを集約しているところです。
商品には、マルタ産、アイルランド沖、ニューヨーク沖など、獲れたところが明記されていました。
友達がマルタ産のお刺身を買ったほか、私は珍しいので「まぐろハム」(700円)を買ってみました。
夕食時に家族で食べましたが、美味しかったですよ。