【2016年1月】リオデジャネイロの中心、かつては映画館がたくさんあったシネランディアという広場の一角に市立劇場があります。
夏場は休場で何も上演していませんでしたが、劇場内の見学ツアーに参加することができました。
1905年にパリのオペラ座をモデルに建てられた劇場です。
確かに正面玄関や、客席に入る所の様子が、オペラ座風でした。
何度か修復を重ねているようです。
場内を案内される前に、最も最近の2010年の修復工事の様子をビデオで見せられました。
900人余りのそれぞれの専門家を雇い、850日かけて新築当時の輝きを取り戻したというような話でした。
2300人ほどを収容するとのことでしたが、それほど大きくは見えませんでした。
感心したのは、毎月一回、日曜日に1レアル(30円ほど)でコンサートやバレエなどを見られる日を設けているという話。
素晴らしいことですね。
階下の元レストランで今は簡単なカフェになっている部分は、アッシリアをイメージしたデザインだそうで、印象的な趣でした。
ついでにトイレの話。
なかなかきれいなトイレだったのですが、男性用に行った同じツアーの英国人男性が、「便器が英国製だったよ」と喜んで出てきました。