大聖堂でコンサート

大聖堂でコンサート

【2016年7月】リガでの最後の晩は、大聖堂へコンサートを聞きに行きました。前日、観光で大聖堂に行ったときに、ここでコンサートが開かれることが分かったので、チケットを買っておいたのです。ずらっと並んだ教会のベンチに番号が振られていて、ちゃんと座席指定。私達はサイドの後ろの方の席でした。演奏者は、地元のオルガン奏者兼作曲家とフルート奏者、それにドイツ人のソプラノ歌手の三人。オルガンは教会の後方の高いところにあるのですが、教会のベンチが席ですから、人々は前を向いて座っています。ソプラノもフルートも、オルガンのそばに立って演奏するので、姿は見えません。私達は幸運にもサイドの横向きの席だったので、歌手の姿がわずかに見えましたけど。

riga2016-165観客はツーリストも多かったようですが、一人で来ているおばさんもたくさんいて、目をつむって聞いている人も多数見られました。だって見る物がないですものねー。最後の二曲だけ、演奏者が下りてきて、祭壇のそばで演奏しました。有名な知っている曲目も結構あって、良い雰囲気の中で良い音楽を楽しめてよかったです。

前日の見学で学んだ通り、ここのオルガンは世界でも有数の大きなものですが、修理のためにその姿は隠されていました。もらったパンフレットには「緊急の修理中ですが、音のコンディションはパーフェクトです」と書かれていました。