【2016年2月】スペインのバレンシアの一番の見どころは旧市街ではなく、郊外の「芸術科学都市」です。
1957年にトゥリア川が氾濫し、大洪水となったのを機に、川を迂回させたため、川底が大きな空き地となったところに建てた「都市」です。
350000平方メートルに及ぶ地域で、科学博物館、オペラハウス、水族館などの奇抜な建物が6つほど集まっています。
それぞれの建物の周りに水が張られていて、建物が良い具合に反射する設計になっているため、天気が良かったこの日、面白い写真がたくさん撮れました。
ここはスペインの経済成長が著しかった1990年代半ばに建て始められ、98年に落成されたのだそうです。
その後、この国は経済危機を迎えたわけですが、外から見る限り、きれいな状態を保っている様子でした。