【2013年8月】ギリシャといえば、財政破綻で世界を騒がせた国として有名です。
一時は毎日のように、国民のデモが報道されていましたが、サントリーニやミコノスは世界各国のツーリストであふれかえっていて、不況とは無縁のようでした。
「でもね、こう言っちゃなんだけど、旅行者のレベルが変わったわよ」とフィラの町の宝飾店のおばさん。
以前より、お金を持たない若い層が増えたほか、金離れは良いが国際ブランドばかり買いあさる国の人が急増したため、ギリシャにお金がとどまらないそうです。
さらに、立ち振る舞いが粗野な国民も増えていて頭が痛いとのこと。
日本人はなべて上客だそうですが、「あまり多くないですね」と言っていました。
ミコノスのホテルの人に、この夏の景気について尋ねたら「上々だよ」と答えた後、一瞬、間を置いて「でも、この一ヶ月だけだけどね。
以前は4ヶ月ほど好景気が続いたものだ」と言っていました。
活況に見えても、その実、やはり変化があるんですねー。