【2023年8月】ギリシャのナフプリオ滞在中、イドラ島にも行きました。
今回の旅のリサーチ中に夫が見つけたデスティネーション。
島には車が一台もなく、もっぱらロバで移動する、という説明を読んで行きたくなったのです。
アテネからも行けそうでしたが、日数の関係で私達はナフプリオから。
町の目抜き通りにある旅行代理店で相談したところ、ナフプリオからのツアーだと、船に乗っている時間が3時間、個人でアレンジすれば、タクシー2時間+船15分だといいます。
私は船に長く揺られると酔う可能性が高いので、後者を選びました。
タクシーがメトヒというイドラ島の対岸の港まで往復してくれて、€150(24000円ほど)。
これに船代が往復で、一人€15かかります。
当日、11時の船に乗るために、9時に出発とのことで、待ち合わせ場所へ。
ところが予約してあった運転手が脚を折ったとかで(本当かな)、しばらく待たされました。
私達は友達も入れてたった3人なのに、代替の人が大きなミニバスで現れました。
出発が遅れたため、運転手が飛ばす飛ばす!
かなり山越えがあり、カーブが続き、私は珍しく車酔い。
後半、背筋を伸ばして道路を見つめることで、大惨事に至らずに済みました。
途中、車3台の事故の跡を目撃。
1台はひっくり返っていました。
交通量は多くないのに、こうして飛ばすものだから、事故が起こるのでしょう。
ワイルドなギリシャです。
着いたメトヒ港は、港と言っても、イドラ島へ行くフェリーがポツンと待っているだけのド田舎。
ほどなく乗り込み、出発しました。
乗っている時間は、15分と聞いていましたが、実際は30分ほど。
だんだん近づいてきたイドラ島、とっても可愛い!
数年前に行ったシミ島を思い出しました。
この景色を見たら、車酔いの名残がすっかり吹き飛び、エネルギーが沸いてくるのが感じられました。