【2013年5月】これは、悪魔の足跡です。
ミュンヘンの象徴的な教会、フラウエンキルヒェの入り口付近にあります。
そばの説明書きによると、この教会ができたときに悪魔がやってきてここに立ち、「窓がない教会なんて」とせせら笑ったとか。
教会に窓はあるんですが、確かに、この位置に立つと、窓がないように見えるんですよ。
別の言い伝えでは、「この教会を作るときに、悪魔が窓無しの教会を作るよう要求。
設計者がそれに応えたかのように見せるため、視察に来た悪魔をここに立たせた」というもの。
この教会は15世紀後半に建てられたそうで、二つある塔の高さは約99メートルと、町で一番高いそうです。
ミュンヘンの人の精神的なよりどころなので、これ以上、高い建物を町の中心に建ててはいけないとか。