【2014年2月】イタリアのトリエステの中心にある大運河の近所に、至聖三者スピリドン・セルビア正教会聖堂という恐ろしく長い名前の教会があります。
前日、サン・ジュストの丘から見たときに青いドームが目立っていて気になったので入ってみたら、たまたま、洗礼式の最中。
ちょっとためらわれましたが、人々が写真を撮っていたので私も撮りました。
カトリックの洗礼式と一目見て違うのは、カトリックでは、洗礼される子供と親が祭壇に行って洗礼されるのですが、正教会では、神父さんが一般会衆席のある身廊のほうに赴いて式を行うことです。
ろうそくがたくさん灯されていて、とても良い雰囲気でした。
ガイドブックによると、セルビア人コミュニティーは18世紀の初めからトリエステに住み着いていて、町の経済発展に貢献してきたとのこと。
この教会は1861年から8年かけて建てられたそうです。
今は一万~一万五千人のセルビア人がトリエステに住んでいるとのことです。