洞窟修道院

洞窟修道院

【2005年秋】ゲガルド修道院アルメニアの主要な観光地です。高台にあるガルニ神殿から下っていくと、すぐに岩にへばりついたような修道院が見えてきます。建物の半分が洞窟の中なので、洞窟修道院とも呼ばれているとのこと。13世紀に建てられたそうです。キリストの横腹を突いた槍がここで見つかったという逸話からゲガルト(槍)という名前がついたとか。

アルメニア教会は祭壇が一段高く、ステージの上にあるのが特徴。十字を切るときは、カトリック教徒と同じ上下、左右の順番だそうです。ロシア正教などは上下、右左ですが。

この修道院にもありましたが、アルメニアではクロスストーンという墓石のような石に細かい彫刻が施されてる石がとても素敵でした。これは墓石にもなるけれど、教会がないような辺鄙なところでは、クロスストーンが教会代わりになるんだそうです。ついでに、アルメニアの教会では、木製のドアの彫刻も見事でした。