【2015年1月】旅行をしていて出会う現地の人々は、たいていの場合、旅行業界の人やお店の人です。
なので、今回のベトナム旅行でも、私達に付き合ってくれたガイドさん達が、私の中でベトナム人像として残っています。
最初のガイドさんのハイさん(漢字で書くと「海」)は28歳。
声が大きく、統率力もあり、元気いっぱい。
南北に長いベトナムでは所によって食事の味付けが違うことを説明するとき、「お母さんは砂糖たくさんにチリ少しの味だったけど、僕の奥さんはチリばかりたくさん入れます。
結婚して文句を言ってみましたが、奥さんの方が強いですよ。
だから、昔は太っていたんですが、今は少し痩せましたよ」ですって。
なかなか面白い人でした。
フエに行ったときのガイドさんはソンさん(「山」さん)で41歳。
物静かで優しいイメージの人でした。
27歳の若い奥さんがいて、3歳の子とまだ5か月の赤ちゃんの4人家族。
写真を見せてくれたりして、家族思いの人柄が伝わりました。
二人とも日本語で案内をしてくれましたが、言葉は完璧ではなく、こちらの想像力もかなり必要でした。
ダナンで会った人力車の俥夫さん達や、大理石の山のふもとの店のレンさんも、みんな根っこのところで良い人たちでした。
多少、値段はあちこちでぼられたのかもしれませんけど、しょせん、少額。
嫌な思いをすることがまーったくなかった素敵なホリデーでした。