立派な大聖堂

立派な大聖堂

【2015年3月】ロンドンの北約20キロにあるセント・オールバンズには立派な大聖堂があります

以前からあるのは知っていたのですが、今回初めて入ってみて、その豪華さに驚きました。

まず、とても広いのです。

ステンドグラスも素敵ですし、パネルの彫刻も見事です。

ちょうど聖歌隊が練習しに降りてきました。

後で、係員に「教会内の写真は自由ですが、聖歌隊は撮らないでください」と注意されましたけど。

練習の歌声も聞けてラッキーでした。

この大聖堂は、英国最古のキリスト教遺産の一つだとのこと。

セント・オールバンズの町は、古代ローマ時代にはヴェルレミアムという名前でした。

ここに住んでいたオールバンさんは、迫害にあったキリスト教司祭をかくまい、キリスト教に改宗。

その後、当時、新興宗教だったキリスト教の信仰を棄てることを拒んだために、3世紀に処刑された人で、英国最初の殉教者なのだそうです。

この聖オールバンの埋葬地付近に建てられたのが大聖堂というわけですが、オリジナルがいつだったかわかっていないらしいです。

現在の建物は11世紀後半に建てられ、いろいろな個所が続々と付け加えられたようです。