【2016年1月】この階段は、リオデジャネイロの町の中にあるセラロンの階段です。
チリのアーティスト、ホルヘ・セラロンがリオにほれ込んで住み着き、自宅前の階段にタイルを張り始めたのが始まり。
1990年のことだそうです。
この旅行の前半、チリでもカラフルな階段をいくつか見たので、階段を飾るのはチリの人には当然のことなのかも。
ここの階段は250段、125メートル。
脇の壁は赤く、周囲の家々も色とりどりと、とっても明るくて楽しい階段です。
これが話題になって世界中から2000枚以上のタイルが集まったため、時々張り替えていたそうです。
けれど、2013年、セラロンさんがここで弟子に殺害されたのだそうです。
実際、この辺りはあまり安全な地区ではなく、「今でも30段を超えると、泥棒にあうと言われている」とツアーリーダーが話していました。