
【2025年9月】フランスのペルージュは本当に小さい石の村です。
石畳もその魅力の一つなのですが、歩きにくいことこの上ありません。

村の入り口近くに教会があったので、入ってみました。
もらった地図兼案内書には、「教会-砦」と記してあって、教会の名前もないようです。
15世紀に建てられたもので、教会でありながら要塞でもあったとのことです。
質素な暗い教会で、雰囲気は満点です。
前日見た、リヨンのフルヴィエールの丘の巨大な教会と正反対。

ここを見た以外は、入れるところはなく、あっという間に中心広場、Place du Tilleul に出てしまいました。
こんな小さい村は村全体が博物館のようなものだ、と思ったのですが、ちゃんと住民もいるらしかったです。
というのも、角にある家で、子供たちが机を並べて勉強していたのです。
15人ぐらいいたでしょうか。

小学校低学年ぐらいの子供たちでした。
さて、この日は、この中央広場、Place du Tilleul に面した2つのレストランのみが営業しているとのことでしたので、その1つに予約しようと入ってみました。
すると、すでに入って食べられるとのこと。
12時前でしたが、私たち二人とも空腹だったので、食べることにしました。
入ってみたら、かなり大きなレストラン。

Le Relais de la Tour という名前です。
前菜とデザートはセルフサービスで、メインは物によって値段が3種類あるという形でした。
私たちは前菜を食べず、メインには、夫がチキン、私はカモを選びました。
特にこの地方の料理だったかどうかは不明です。
夫のチキンはボイルしてあって、身が固く、骨から削るのが難しいほどだったそうです。

私のダックはオレンジソースとのことでしたが、甘味のある濁った茶色のソースでした。
これが美味しかったのですが。
ラタトイユと、炭で焼いた感じのイモが付け合わせでした。
デザートはこの町名物のガレット・ド・ペルージュと、メレンゲ+イングリッシュ・クリーム(これはカスタードクリームのようなもの)を取ってきました。
ガレットの方は、砂糖とバターのピッツァでした。

メレンゲの方が美味しかったかな。
半ボトルの赤ワインとコーヒーを入れて、€63.10(11000円ほど)でした。
入ったときにはがら空きだったレストランでしたが、出る時にはほぼ満席になっていました。