【2015年9月】イタリアのピエモンテ州ノヴァ―ラは遠くからでもすぐわかります。
というのも、聖ガウデンツィオ聖堂のキューポラが空高くそびえているからです。
きっとここが町の中心なのだろうと思って行ってみたのですが、案外、閑散としていました。
この教会そのものは16-17世紀に建てられたそうですが、目印になるキューポラは19世紀後半のもの。
トリノのモーレ・アントネリアーナと同じ建築家、アレッサンドロ・アントネッリの作品で、121メートルあるそうです。
時間によっては、この塔に上れるらしかったですが、私が行ったときには閉まっていました。
ガウデンツィオというのは、ノヴァ―ラの最初の司教の名前だそうです。
見学者にありがたいことに、あちこちに写真とともに見どころの説明がありました。
ちなみに、ノヴァ―ラの人々の宗教心のよりどころはここではなく、町の中心の大聖堂の方らしいです。