【2024年12月】南イタリアのソレントでの冬休み、この日はようやく風が収まり、天気がまずまずだったので、見晴らしが良いとされるサンターガタへ足を延ばしました。
正式にはサンターガタ・スイ・ドゥエ・ゴルフィという名で、スイ・ドゥエ・ゴルフィとは「二つの湾の上」という意味。
ナポリ湾とサレルノ湾の両方が見渡せる絶景スポットが売りの町です。
ソレントの鉄道駅の前から出るバスで20分ほどの内陸にあります(片道€1.50)。
ランチ時に着くよう出かけることにしたので、まずはDa Mimi というレストランを予約しました。
バスの時刻表が休日扱いで本数が少なかったために、予定より遅れることがわかったので、夫が先方に連絡。
すると、「着くときに着くさ」みたいなことを言われたそうです。
数日前のレストランにも遅れたのですが、その時の反応も、まさにコレでした。
風土でしょうか。
まあ、がら空きだったからかもしれませんが。
レストランは思ったより、モダンでおしゃれな内装。
「普段は、もっといろいろメニューがあるが、今日はサント・ステファノの休日なので」、とメニューは黒板に書かれたものに限られました。
その中から私たちは、スターターにアンティパスト・ミスト(シンプルなハムとチーズの盛り合わせ)をシェアしました。
メインには、フィレト・アル・ペペ・ヴェルデ。
定番のガッツリお肉料理で、間違いのない美味しさだったのですが、なんと私が食べきれないほどの大きさ。
3分の1ほどを夫に食べてもらいました。
その夫が選んだメインはラヴィオリ・カプレージ。
チーズのラヴィオリで、かなり重かったそうです。
デザートは、ここで作ったというピスタチオのパネットーネにしました。
うん、これが一番、美味しかったかな。
ピスタチオの味がよく出ていて美味しかったし、しっとりしていたし。
その他のものも美味しかったのですが、予想以上ではありませんでしたからね。
半リットルのハウス・レッドを含めて、お会計は€74.50(約12000円)とお手頃でした。
食後、店の人に教わった通りに、見晴らしスポットを求めて修道院方向へ。
でも、ダメでした。
ナポリ湾は見えたけれど、サレルノの方は見えず、見晴らしというほどでもありません。
車で行くと、もっと良いスポットがあるらしかったですが、タクシーもいないので諦めました。
なので、食事以外にサンターガタに行った意味はゼロ。
ソレントはそれほどでもなかったのに、高地のサンターガタは寒かったので、すごすごと帰って来た次第。
まあ、食事が良かったので、良しとしましょう。