【2024年11月】イタリアのヴェネト州にあるキオッジャ滞在の最終日、町中でいくつも看板が目についたボートトリップに参加することにしました。
船が出る港に行ってみたところ、観光船が停泊したまま、誰もいません。
夫がそこにあった電話番号にかけてみたら、なんと、次に運営するのは3月なのだそうです。
呆れた。。
それならそうと、看板に書いておいてほしいものです。
で、ふとみたら、ちょうど一隻、定期的な船が出ようとしていました。
発作的にそれに乗ることにしました。
行先は、ペッレストリーナという島。
定期便で、地元民で混んでいました。
この島は、地図で見ると、細長い形で、砂洲が島になっています。
ちょうど、昔行った、リトアニアのニダのような形です。
町があるのは、長い砂洲の中ほど。
混んでいた船の乗客は皆、ここで降りたわけですが、ほとんどが、船の発着に合わせて運行しているらしいバスに乗り込んで行ってしまいました。
すると、これまでたくさんの人に囲まれていたのに、急に閑散。
私たちは海に沿って、町の中心と思われる方向に延々と歩きました。
この日も晴天で、海沿いの散歩の気持ち良いこと!
停泊している漁船とか、カモメとか、杭とかが良い写真の被写体です。
それから、沖合にプラットフォームがいくつか建ってて、そのうえに掘っ立て小屋があり、漁業用の網がかかっていたりしました。
あれは何なのかな。
漁師の漁具の保管場所かもしれません。
さて、遠目にはカラフルで、賑わいがありそうな町の風景でしたが、行ってみても、ほとんど人がいません。
混んでいた船に乗っていた人々はどこに消えてしまったのでしょう。
お昼時で、そろそろお腹が空いてきたのですが。。
レストランがいくつか、あるにはありましたが、閉まっていました。
「ホリデー中につき閉店」というような張り紙があちらこちらに。
オフシーズンは、夏に働く観光地の地元民のホリデーシーズンなのですね。
やっと見つけた通りがかりの人に、夫が尋ね、「Ai Pescatori というレストランなら開いているはず」との情報をもらいました。
そこ地点から1キロほど離れたその店を目指して、てくてく歩いたのでした。