【2019年9月】ギリシャのロードス島の旧市街の見どころの中で、観光案内所の人が強く勧めたが「騎士団長の館」でした。
それで、そこへ行ってみたのですが、その週末の土・日は入場無料となると判明。
ケチ根性を発揮して、金曜日のその日は、ここへ入るのを辞め、いきなり、ロードス・タウンから離れたリンドスへ行くことに決めました。
案内所の人から地図やバスの時刻表も貰っていたので、それに従って、新市街のバス・ステーションへ。
ただ、唯一欠けていたのが、ロードス・タウンからリンドスまでの時間の把握でした。
バスに乗り込んでから、あれ?と思って調べたら、何と1時間半もかかるのでした。
乗ったバスは午後2時発で着いたのは3時半ごろ。
夜の予定があったので、帰りの5時15分のバスに乗らなくてはならず、リンドスにいたのは2時間足らずと忙しい観光になりました。
下調べが重要だと肝に銘じた次第。
そして、リンドスは2時間どころか、数日は過ごしたい素晴らしいところでした。
小高い丘の上にアクロポリス跡があり、そこへ向かって白い家々が折り重なっています。
バス停から一旦下って、広場に出、そこから町なかに入ると、狭い路地の両側に魅力的なお土産屋さんが連なっています。
覗く時間はないので、とりあえず、丘の上のアクロポリスを目指して、ぐんぐん上りました。
途中、わき道にそれてみたら、眼下に美しい海とビーチが。
白い家々が広がる景色も素晴らしかったです。
わき道にそれたせいで、しばし道なき道を登る羽目に陥りましたが、それも一興。
アクロポリスへの入場料は€12(1450円ほど)もしましたが、ここまで来たら入るしかありません。
ちなみに、65歳以上は半額だそうです。
最初の階段を上ったところの岩に、船らしいものが彫ってありました。
そこにあった案内板によると、なにやら大昔の海戦の勝利を記念して彫ったものだそうで、紀元前2世紀の彫刻だとか。
そこを過ぎると、まっすぐな長い階段を上ります。
数えてみたら、80段。
観光には体力が要ります。
65歳以上が半額であろうと、それを待たずに体力があるうちに見ておかないと。。。
ちなみに、アクロポリスは古代のものですが、この階段や壁は、中世に聖ヨハネ騎士団がロードス島を統治していた頃に作られたものだそうです。