【2018年1月】新年早々、神奈川県の江の島に遠足しました。
この近所に住む友達が案内してくれたのです。
藤沢から江ノ電に乗りました。
今回の車体は、以前に乗ったのほどかわいらしくありませんでしたが。
降りたら、もうすっかり観光地の雰囲気です。
海辺に出て橋を渡って江の島へ。
とても良い天気で、橋から見える富士山がとてもきれい。
トンビがたくさん飛んでいました。
友達は「昔はこの辺りは浜茶屋(海の家)のような店ばかり並んでいたものだけど、今じゃ、日本のマイアミビーチと呼ばれているのよ」と言っていました。
彼女によると、昔は、かつてのフランスのモンサンミッシェルのように、潮の満ち引きによって、歩いて渡れる時と渡れない時があったのだそうです。
モンサンミッシェルには教会がありますが、江の島には神社があります。
日本三大弁財天の一つだとか。
友達は「弁天様はやきもち焼きだから、カップルでお参りすると良くないよ」と言っていました。
この江ノ島神社で初詣をする人々がわんさか、参道にあふれていました。
私達は神社を避け、まずは友達がネットで調べておいてくれた「魚華」というレストランへ。
ここにも人がたくさんで、しばらく待った後で、美味しい海鮮丼を食べました。
江の島や鎌倉がある湘南海岸はシラスが名物。
1~3月は獲ってはいけない時期だと聞きましたが、海鮮丼の中には生シラスも入っていました。
私は茹でてある方が好きなのですが。
それから、食後の運動ということで、島のてっぺんまで上り、サムエル・コッキング苑という庭園に入りました。
サムエル・コッキングというのはアイルランドの商人の名前で、彼が19世紀末にここに広大な植物園を作ったことから名前が付いています。
植物園には当時、東洋最大の温室があったりしたそうですが、1923年の関東大震災で崩壊。
現在も植物園の遺跡が残っています。
私達は庭園の中の、シーキャンドルと呼ばれる展望灯台に上りました。
遠くに房総半島、大島・新島なども見渡せて良い気持ち。
人々は灯台の上で日の入りを待っている様子でしたが、私達は階段を降り始め、降りきったところで陽が沈みました。
赤くならずに黄色いまま。
そこから帰途についたのですが、富士山のシルエットがくっきり見えて、この上なく美しく、神々しさを感じました。