【2023年9月】スコットランドのヘブリディーズ諸島のバラ島での夕食は泊ったホテルでとりました。
ホテルは、島で唯一の町らしい町、カッスルベイのカッスルベイ・ホテル。
「バラ島のホテル」で検索すると、真っ先に出てくるホテルです。
イギリスらしいホテルで、調度品はパイン。
ベッドは柔らかすぎましたが、部屋もバスルームも広さは十分でした。
早々と6時から夕食。
食堂は海に面していて、湾に浮かぶお城、キシマル城がよく見えました。
海に浮かぶお城は最近も見たなあと思い返したら、夏に行ったばかりのギリシャのナフプリオでした。
奇遇だなあ。
こんな景色を見ながら食事ができて本望です。
海に囲まれた島だし、昼間のツアーで、島の産業は観光の次に漁業だと教わったので、シーフードにしました。
スターターはサーモン・パテ。
スモークト・サーモンのみじん切りを茶色いクラッカーに乗せて食べます。
かなりしょっぱかったですが、私は好きでした。
私のメインは「今日の魚」で、hake(メルルーサ)。
量は少なめでしたが、バター+ケッパーのソースが効いていて、重すぎず、美味しかったです。
夫はメインにハドックのフィッシュ・アンド・チップスを選びました。
彼は英国で魚を食べる時にはたいてい、フィッシュ・アンド・チップスを選びます。
よほど好きなのか、安全圏だと思っているのか。
バッター粉かパン粉か選べたのですが、バッター粉にしてみました。
違いは知りませんけれど。
少しもらってみたら、カリカリして良い食感でした。
デザートはチョコ・ファッジ・ケーキをシェア。
素朴な味わいで、量もたっぷりで、悪くなかったです。
食後、部屋で一休みした後、午後10時までやっていると書いてあったバーに下りて行きました。
すると、マネジャーとおぼしきおばさんが「ここは今、閉めようとしていたので、ラウンジで飲んでくれる?」ですって。
やはりスコットランドに来たからには、とウイスキーを所望したら、タリスカーとジュラを勧めるので、それを一杯ずつ、ラウンジの窓際でくつろぎながら飲みました。
おばさんは身づくろいをして去っていきました。
ほかに宿泊客はいないのでしょうかー。
窓から見えるのは、港に停泊しているオーバン行きのフェリーの灯りだけ。
バラ島の地元の人がスコットランド本土に行く時はたいてい、飛行機でなく、このフェリーを使うのだそうです。
5時間かかるとのこと。
ウイスキーをゆっくり味わって部屋に上がったら、10時でした。