ナポリ経由でイスキアへ

ナポリ経由でイスキアへ

【2024年7月】今年の夏休みは、イタリア南部の島、イスキア島で、1週間だけと控えめでした。

というと、長い休みが取れない環境にいる方々のひんしゅくを買いそうですが。

イタリア、ナポリ空港の外のバス停付近
ナポリ空港のバス停付近のデザイン

イスキア島はナポリ湾からちょっと出た所に位置し、地図で見ると、有名なカプリ島の左斜め上にあります。

カプリよりは大きい島です。

私達はまず、ミラノの空港まで車で行き、事前に予約していた空港の駐車場に停めました。

ここを使うのは初めてでしたが、予約票をプリントしていたので、すんなり行きました。

けれど、「行きはよいよい、帰りは恐い」とはこのことで、後で大変な思いをしたのですがー。

それは後に回して、まずはナポリまでのフライト。

座席が2+3で並ぶ小さいITA便で、40分遅れ。

このくらいは想定内なので、苦になりません。

ここからどうやって港へ行くか、何も調べていなかったのですが、空港内でふと見たら、イスキア島行の船の切符を売っているカウンターが。

迷わず、ここで切符を買いました。

二人で€59.20(約9700円)でしたが、帰りは€55.10だったので、空港で買うと少しばかり割高だということですね。

イタリア、ナポリのBeverello港
ナポリのBeverello港で船に乗り込む人々

売り場の人に言われた通り、外の「Alibus」のバス停へ行ってバスに乗車。

バス代は一人€5でした。

ものすごく混んだバスでしたが、ほとんどの人がナポリの鉄道駅で降りたので、その後は座って行けました。

車窓からナポリの町を眺めたのですが、年末年始に行ったパレルモよりもごちゃごちゃとした町。

美しい見るべきものの多い町だということは知っていますが、街歩きはしたくないなあと思った次第です。

イタリア、ナポリのBeverello港から乗ったハイドロフォイルの中
こんな船でイスキアへ

ちなみに、夫によると、バスの中で、ベネズエラのカラカスから来た人がスペイン語訛りのイタリア語でしゃべっていたそうで、「この町には馴染みを感じる。故郷よりはよく整備されているようだが」と話していたとのこと。

うーん、じゃあ、カラカスには行かなくてもいいな・・・。

Beverelloという名前の港に着き、夫が様子を探ってくれたところ、私達が買った切符は午後2時35分発でしたが、空きがあったようで、1時10分発のハイドロフォイルに乗れました。

イタリア、ナポリのBeverello港からイスキア島のフォリオに着いたハイドロフォイル
乗って来たハイドロフォイル

時刻表によると、1時間10分かかるはずでしたが、55分で着きました

私達が滞在するのは、島の第2の町、フォリオ。

私はてっきり、主要な港のイスキア港からバスに乗るのかと思っていたのですが、船が直接フォリオ港に着いてくれました。

船を下りて見まわした感じでは、なかなか良さそうな町で、気持ちがわくわくしたことでした。