リヨンへ、列車の旅

リヨンへ、列車の旅

【2025年9月】フランスの第2の都市と言われるリヨンへ、イタリアのミラノから列車で行きました。

ここへ行くのは初めてです。

イタリア、ミラノの中央駅
改札が混みあっていたミラノ中央駅

リヨンは、かねて美食の町と聞いていたので、わくわく。

乗ったのはイタリアの高速列車のフレッチャロッサです。

ミラノ中央駅では、すでに列車が入っているのに、改札のところでボトルネック状態。

機械がうまく作動していなかった様子です。

イライラしているところ、私の前にいたおじいさんが、ゲートが開いたのに、ぼぅっと突っ立っていたので、私が両手でその人を押し出した次第。

それを見て、後ろの人々に笑いが起こっていましたが。

そんな一件はありましたが、後はスムーズに出発。

イタリアのミラノ中央駅から出るフレッチャロッサ
このフレッチャロッサでリヨンへ

とはいえ、4時間半の道のりは長かったです。

以前、パリからミラノへ列車で移動したことがあり、それに比べると大したことないと侮っていて、心の準備ができていなかったようです。

意外だったのは、伊仏の国境で警官が乗り込んできて、パスポート検査があったことです。

人の行き来が自由な欧州連合(EU)内で、こんなチェックがあるのはおかしいと思ったのですが。

おそらく、北アフリカからボートでイタリアになだれ込んでくる違法移民をフランスに入れないための処置なのではないかと思います。

こんな検査があるとは知らなかったらしい、隣に座っていたフランス人男性は、ちゃんとした身分証明を持っていなかったらしく、警官に叱られていました。

伊仏国境の駅、Modane
このModane駅でパスポート・チェックが

たぶん、運転免許証を見せたのではないかと思います。

ようやく着いたリヨンの駅は大きくてモダンでした。

ここから地下鉄で、ホテルへ行きます。

事前に多少、調べてあったので、私たちは72時間有効の切符(1人€18.20)を買いました。

こういう細かいことを調べているのといないのとでは、最終的にコストに大きな差が出ますね。

春の南ドイツ旅行では、ずいぶん損した気がしています。

今回、割とスムーズに、1回乗り換えで、ホテルの最寄り駅、Ampere-Victor Hugo駅へ。

グーグルマップのおかげで、迷うことなくホテルにたどり着きました。