【2015年10月】ポーランドのグダニスクでのウォーキングツアー、最終目的地は郵便局でした。
1939年9月1日、第二次世界大戦はこの郵便局から始まったんだそうです。
というのも、当時、グダニスクは自由都市ダンツィヒという都市国家で、その郵便局は治外法権だとみられていたといいます。
ドイツとの関係が悪化するにつれ、郵便局に兵器が隠されたらしいです。
そのため、当日は郵便局員とナチス・ドイツの親衛隊との激しい戦いとなりました。
多勢に無勢でしたが、15時間も持ちこたえ、最終的に、ドイツ側が建物に火を放ったため、降参せざるを得なかったんだそうです。
逃亡に成功した4人を除き、全員が後で、建物の裏の壁に並ばされて射殺されたという話でした。
ガイドのマグダさんは「勝つ見込みがない戦いでも、最後まで戦うのが、我々の性格」と話していました。