【2014年11月】今回のポルトガル旅行最終日、ようやくコインブラ最大の名所である古い大学に行き着きました。
コインブラ大学は1290年3月1日に創設されたと一般に認識されていますが、その後300年ほどリスボンとコインブラを行ったりきたりしたそうです。
1537年に大学はコインブラに定着しました。
観光名所であることも確かですが、実際に学生が学んでいます。
しかも、マントを着て。
小ぶりな日本の大学に通った私から見ると、同じ「大学」という言葉で表現してよいものだろうかと思うほどの豪華さです。
ここのチャペルと図書館に入りました。
チャペルは15世紀末から16世紀初めに建てられたそうで、壁は素晴らしいタイルで覆われています。
図書館のほうは「本の家」と呼ばれていたそうで、1717年に王様の命で作られたとか。
面白いのは、こうもりが本をあらゆる虫から守っているという話。
それから、この建物の地下には学生牢がありました。
1832年まで使われていたそうです。
チャペルと図書館は撮影禁止だったので、絵葉書を買いました。