バフチサライ

バフチサライ

【2013年7月】クリミア半島の町、バフチサライは今回の旅行で一番、行きたかったところです。

チンギス・ハンの末裔であるクリミア・タタール人のクリミア・ハン国の首都だったところで、15世紀にオスマン・トルコ傘下に入ってからも、主にウクライナ人やポーランド人の奴隷交易で栄えたそうです。

この写真は、ハンの宮殿です。

18世紀にこの地がロシアに組み込まれた際、エカテリーナ2世はクリミアにあったモスクを次々に取り壊したそうですが、この宮殿はロマンチックだというので、残されたとのこと。

基本的な内装や、ハーレムの一角があるところなど、イスタンブールトプカピ宮殿に似ているのですが、もっとずっと質素です。

外壁に模様が描かれている様子が、なんとなく、ブルガリアの教会を思い出させました。