【2021年12月】ポルトガルの首都、リスボンでの初日、暗くなってから散歩に出かけました。
夫が川の方へ行きたいというので、坂道をずんずん下ってみました。
途中、薬局に人が並んでいるのが見えました。
コロナのテストの為でしょうか。
テージョ川に平行した一番下の通り、Av. 24 de Julho に出て、ようやく平坦になりました。
川に平行していると言っても、通りの向こうに線路があり、私達はとうとう川まで行き着けませんでした。
この道に沿ってしばらく歩きます。
目指すは町の中心の広々とした広場、コメルシオ広場です。
この辺りは再開発地区のようで、超モダンな建物がある半面、落書きが踊る荒れた建物も。
車は通りますが、人が歩く通りではなさそうで、今一つ、歩いていて楽しくない通りでした。
すると途中で、Time Out Market という大きな建物に出くわしました。
マーケットという割に、こんな夕刻でも賑わっている様子。
どんなものかと入ってみたら、大きなフードコートでした。
入る時には、きちっとワクチン証明が検査されました。
昼間に行った小さいレストランでは、ワクチン証明の有無を聞かれただけで済みましたが。
このTime Out Market は、2014年5月にオープンしたそうです。
どうりで、私達の古いガイドブック(2009年発行)には載っていないはずです。
ガイドブックに リスボンの高級食品市場として案内されているMercado da Ribeiraを、雑誌で有名なTime Out が買い取ったらしいです。
ポルトガル料理だけでなく、様々な食べ物のブースがおしゃれな感じで並んでいます。
天井からきらきらした飾りが無数、ぶら下がっていて華やかな雰囲気。
もっともこれは、クリスマス時期だったからかもしれませんが。
私が感心したのは、片付け係の人々がよく働いていて、食べ終わって人が立つとすぐに、テーブルをきれいに片づけていたこと。
私には、フードコートというと、ちょっと小汚いイメージがあるのですが、ここは清潔です。
私達はここで、セラノハムとチーズの盛り合わせ(€17)を買い、別のブースでプロセッコ(€5.5)を買ってくつろぎました。
お隣は子連れの家族。
見回したら、若い人のグループから、年配のカップルまで客層も様々でした。
案内板によると、朝の10時から夜中の12時まで開いているとのこと。
便利だったので、滞在中、もう一回利用しました。