【2016年3月】飛騨高山では、この人形「さるぼぼ」をよく見かけました。
イメージキャラクターになっている様子。
私は高山は二度目で、20年ぶりぐらいだったのですが、前回、この人形を見た覚えはありません。
最近のことなのかなと思って調べてみたら、2007年に地域団体商標として登録されたのだそうです。
もっとも、人形のデザイン自体は古く、昔から母親や祖母が子供の健康を祈って作ったものだとか。
名前は「猿の赤ちゃん」という意味で、赤い色が使われたのは、天然痘よけになると信じられていたからだそうです。
目鼻がないのが普通。
子供の想像力を育てる意図があったかどうか知りませんが、きっとそういう効果はあったでしょう。
妹が幼い時、母が空き缶を包んだだけの、テルテル坊主のような人形を与えたら、妹が大喜びしていつも持ち歩いていたのを思い出しました。
ところで、歩き疲れて喫茶店に入ったら、隣のテーブルの中国人と思われるカップルがたばこを吸っていたので驚きました。
欧州では、もうだいぶ前から公共の屋内での禁煙は常識になっているので、奇異に感じられました。