
【2026年3月】この日のランチは、北イタリアのコモ湖の北端にある町、コーリコ郊外のレストラン、Trattoria Posallo を予約してありました。

いつものように、夫がネットで見つけた店です。
我々はてっきりコーリコの町の中にあると思い込んでいましたが、郊外の、結構、坂道を上った先でした。
とても良い環境なので、まずは車を置いて少し散歩しました。
ここまでくると、3月も後半でしたが、まだ早春の景色。
苔の色が、モスグリーンではなく、鮮やかな緑で目を引きました。
まだ雪を被っている山を背景に遠くにコモ湖が見える景色は心が洗われるようです。
石造りの古い家屋が良い味を出していました。
こんな自然に囲まれたところにあるレストラン、かなり人気の店のようで、すでに混みあっていました。
テーブルにつくと、おばさんが飲み物の注文を聞くので、水と赤ワイン半リットルを注文。
ワインにチョイスはありません。
それから食事についても、おばさんが口頭で説明します。
書いたメニューはありません。

この地方独特のパスタ、ピッツォッケリについては、前日に予約した際に聞かれて、一皿頼んでありました。
手作りだから、事前の予約が要るのでしょうか。
このピッツォッケリは夫が楽しみしていたメニュー。
そば粉の平打ちパスタで、チーズなどのソースが絡まっていて、私は重すぎて苦手です。
で、私は鹿肉のシチュー+チーズ入りポレンタにしました。
鹿肉は臭みが全くなく、柔らかくてとても美味しかったです。

でも英国でよく食べていたヴェニソンとはまた違った味でした。
ポレンタは見慣れたものほど黄色くなく、これはたぶん、所によって使うチーズが違うからだそうです。
話が前後しますが、アンティパストについては、ハム・サラミの盛り合わせが基本で、これに「チーズも付けますか?」「野菜の酢漬けは?」と聞かれました。
そして、食べ始めて少しすると、おばさんがキッチンからお皿に盛ったピッツォッケリを持ってきてテーブルを練り歩き、「お代わりは要りませんか」。
ポレンタについてもお代わりが聞かれました。

親戚のおうちにお呼ばれでもしたような気分です。
最初に出されたピッツォッケリの量が足りないと思っていた夫は、喜んでお代わりを所望していました。
テーブルはもう満席。
トイレに行った夫が言うには、別の部屋もあるとのことで、かなり大きなレストランだったようです。
ちなみに、トイレはトルコ様式だったそうです。
以上にデザート(私はイチゴとジェラート、夫はティラミス)とコーヒーで、なんと€55.50(1万円ちょっと)と破格。

詳細を見てみたら、ワイン半リットルがたったの€4でした。
かなりしっかりした美味しいワインだったのですが。
これはリピート必須です。