【2005年秋】アルメニア観光は教会や修道院が続きましたが、それぞれの立地が素晴らしく、飽きませんでした。
このノラヴァンクは、赤土の見える岩に囲まれた渓谷にあり、見上げたときの土や岩の色がカラフルでとても美しかったのを憶えています。
修道院内に二階建ての教会があり、ツアーの仲間たちは果敢に急な階段を上っていきましたが、私は高所恐怖症気味なので控えました。
アルメニアも地震の多い国ですが、建物の一部を楔形にへこまして被害を小さくする工夫が昔からなされていると教わりました。
今もその伝統は続いているとのこと。
それから、教会に貢物をした人は、名前ではなく、外壁に十字架を掘り込む習慣があったそうです。
うろ覚えなのですが、教会の一つが、ある人の弟の死をいたんで建てたもので、弟の誕生日に、その墓石に光が差し込むように設計されているという話も聞きました。