【2019年9月】ギリシャのロードス島で、リンドスに遠足した日の晩は、ロードス・タウンに戻って予約してあったレストランへ。
夫がネットで見つけたTa Kardasia という旧市街の中心にあるレストランです。
モスクが見える屋上テラスで食事ができ、なかなか良い雰囲気。
忙しい日で、ランチを食べていなかったので、腹ペコで、あれやこれや注文したら、まじめで真摯なウエイターが多すぎると言って、2品減らすことに。
そんなところも良い感じでした。
結局食べたのは、とてもギリシャらしいメニュー。
前菜はグリークサラダとツァツィキで、メインは焼いた肉の盛り合わせです。
本場ギリシャで食べるツァツィキは、時々スーパーで買う既製のものよりマイルドで美味しく、パンと一緒にどんどん食べられます。
盛り合わせは2種のソーセージとハンバーグの類と、チキンのスブラキ。
一本頼んだギリシャのワインも美味しかったです。
満足した後、この日の晩だけ開催されていたギリシャの伝統舞踊を観に行きました。
これは観光案内所で得た情報です。
場所は城壁のすぐ外にあるお堀に作られた中世の野外劇場で、午後8時半からの開催でした。
ずいぶん遅れて行ったら、会場は人の山。
ステージでは踊りではなく、長々とスピーチが続いたので、もう終わったのかな、と思ったら、どうも、これからだったようで、その後、様々なダンスが繰り広げられました。
地元の人を対象にしたイベントで、貰ったパンフレットはギリシャ語のみ。
それで主旨は分からなかったのですが、どうも各地方のフォークダンスが展開されたようです。
輪になって踊るのが基本形のようで、そのため、観客に背を向ける場面が多く、だからなのか、衣装も背の部分が凝っていました。
アテネの衛兵の衣装の男たちの踊りが一番、面白かったです。
男が男を持ち上げたりして。
女性は往々にして、静かに小振りのステップを踏んで進んでいました。
ステップそのものは、よく見ると、結構、複雑でした。
夫は奏でられた音楽がとても気に入ったそうです。
私にはリズムが取りにくい感じでしたが。
歌われたメロディーは、中東風、トルコ風の旋律でした。
あまりに延々と続くので、眠くなった私達は途中で帰って来た次第です。