【2015年3月】ロンドンの北にあるセント・オールバンズの町の中心から外れたところに広大な公園があります。
この町のローマ時代の呼び名をとってヴェルレミアム・パークという名前で、100エーカーあるのだそうです。
湖や川が水鳥たちの住処になっていました。
格好の市民の憩いの場で、天気が良かったこの土曜日、家族連れや恋人たちで賑わっていました。
この公園の中に、ローマ時代のモザイクがあるというので行ってみました。
西暦200年ごろに建てられた大きな家の床だそうで、幾何学模様のモザイクと、ハイポコーストと呼ばれる床下暖房システムの跡が見られます。
つい最近、見たばかりのイタリアのラヴェンナの絢爛豪華なモザイクには及びませんが、自然石の色を巧みに利用して複雑な模様を作り上げていました。
床下暖房があったというのにも感心。
英国で最初に設置された暖房設備のひとつだそうです。
うちにも欲しいものです。