【2006年9月】インドのアムリッツァーに列車で着いた後、パキスタンとの国境の村、ワーガーで開かれた儀式を見に行きました。
この写真のとさか頭は、インド側の国境警備員の制服です。
サウナのような空気の中に何万人もの人々がつめかけ、お祭り騒ぎ。
マイクを持った男性の掛け声に合わせて、民衆が声を上げます。
中には踊っている人も。
これは「我が国旗の後納」という儀式だそうで、驚いたことに毎日やっているとのこと。
それにしては、熱狂ぶりがすごすぎます。
パキスタン側の人々は男女が別々に座っているのが目に付きました。
国境警備員達が、面白い歩き方で行進し、旗を上げ下げして終わりました。
そして、パキスタン側に重たそうな夕陽が沈むのが見えました。
ここが今月はじめ(2014年11月)に自爆テロで60人余りの人が亡くなったところです。
自爆テロは、この儀式の直後、パキスタン側で起こったのだそうです。
私が行ったときには、陽気なお祭りにしか見えなかったのに、非常に残念です。