【2016年2月】スペインのバレンシア観光、次は大聖堂を目指しました。
これかな？と思うような立派な教会をいくつか過ぎ、堂々とした大聖堂にたどり着きました。
イスラム支配中にモスクに転用されていたオリジナルの西ゴート族の大聖堂を、レコンキスタの後に取り壊し、新たに建てられたのがこの大聖堂だそうです。
何で有名かというと、キリストが最後の晩餐で使った聖杯かもしれないと言われるグラスがあることです。
このグラスは紀元1世紀の物であることが確認されていて、近年のローマ法王など数々の聖職者が使ったとのこと。
それから、ゴヤの絵を掲げるチャペルもありました。
立派な大聖堂ですが、例えばトレドの大聖堂に比べると、あっさりしていました。
これは、レコンキスタの後、キリスト教国であることを示すために素早く建てたためと、国王ではなく地元の市民が建てたからだとのことでした。
