【2021年12月】今年の年末年始は、ポルトガルで過ごしました。
コロナ渦でどこへも行けなかった去年に比べて、ずっと自由になりました。
これもワクチンのおかげです。
フライトが午前7時と早く、久しぶりに午前3時に起床しウーバーでヒースロー空港へ。
荷物のドロップ、セキュリティ・チェックを済ませても、まだ5時過ぎと早朝だったのですが、空港はかなりの混雑です。
年末だったからでしょうね。
そこまではスムーズだったのですが、いざボーディングというところで、長蛇の列。
というのも、この段階で、ワクチン証明、ネガティブ証明、ロケーター・フォームをいちいちチェックしていたからです。
私達は書類を全部、印刷して持っていたので、すっと通れましたけれど。
リスボンの空港では、今度は、パスポート・コントロールに行き着く前に書類のチェックがあり、パスした人には青い紙の腕輪が巻かれました。
ナイトクラブか、プライベートビーチみたいです。
ようやくパスポートチェックを済ませ、税関を通って外に出る際に、この腕輪のチェックがありました。
これだけチェックされれば、面倒な書類を整えた甲斐もあるというものです。
さて、今回の宿はエアビーアンドビーです。
前年の夏にイタリアのサルディニア島で初体験して以来、私達はすっかりエアビーにはまっています。
通常、午後3時のチェックインですが、リスボンのエアビーは早くから対応してくれるというので、タクシーで直行しました。
面している通りはいかにもリスボンらしい坂道で、有名なトラム28番が通っている道でしたが、一歩敷地に入ると、そこは別世界。
びっくりするほどモダンな建物で、その中のアパートの一つがエアビーでした。
アパートの中も、とてもモダンで、灰色の無機質なイメージ。
秋に泊まったイタリアのセレーニョのエアビーと全く同じ雰囲気です。
セレーニョもそうでしたが、ここには誰も暮らしておらず、貸出専用のアパートのようです。
こういったエアビーが主流なのでしょうね。
以前泊まったサルディニア島や、エディンバラのエアビーは、暮らしが感じられる、言ってみれば素人くさいアパートでしたが、こちらは、プロのマネジメントが管理している匂いがしました。
なので、暮らしは二の次で、見た目重視。
こういった所でちゃんとした料理をするのは非常に難しいです。
考えてみたら、エアビーアンドビーというビジネスは米国で始まったものですし、ホリデー中にしっかり料理をしたい人も少ないということで、電子レンジでチンして食べられる程度の食事が想定されているのかもしれません。
まあ、住めば都で、数日したら慣れましたけど。