【2014年12月】イタリア北部のピエモンテ州にあるピネローロの町の横断歩道でのこと。
足にやや障害のある85歳の男性が青信号になったのを認めて渡り始めた。
しかし、半分も行かないうちに信号が変わり、ようやく渡り終えた時点では赤信号となっていた。
これを見咎めた警官が、男性に41ユーロの罰金を課した。
その場で払えば、罰金が割引となる規則にのっとって、男性は28.70ユーロを支払った。
この一件が町中に知れ渡ると、警官への非難が沸騰。
「そもそも、ここの信号は短すぎると以前から当局に訴えていたのだ」と自治体への非難にも広がった。
町長はこの老人宅を訪れ、罰金を返金した上で、警察の行為に行き過ぎがなかったかどうかの取り調べを開始した。
イタリアのリプブリカ紙地方版が伝えた。
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