【2019年4月】沖縄県の宮古島の北にある池間島では、「純と愛」というドラマの舞台になったというハート岩を見にいきました。
正直、私には三角の穴に見えましたが、見方によってはハート型なのでしょう。
とても静かで美しい水際でした。
それから宮古島側に渡り、橋のたもとで景色を見渡しました。
残念ながら曇り空で、海の色もどんより。
ここで運転手の野原さんから聞いた話ですが、この辺りの商店は個人のものではなく、「部落が金を集めてやっている」のだそうです。
年金生活者は、お金が底をついたら、付けで物品を買えることになっていて、さらに、利益が出たら部落に還元するのだとか。
これとは別に、沖縄では「もあい」(模合と書くようです)という一種の金融システムが盛んだとのこと。
仕組みがいまいちよく分からなかったのですが、銀行からお金を借りずに、同窓生などが集まって作る基金のようなもののようでした。
所変われば品変わるーーですね。
それから大きな風力発電機が二基立っているのが見えるところへ。
もともとは四基あったそうですが、10年ほど前の大型台風時に三基が倒れたという話です。
「北欧から買ったばかりだったのに」と野原さん。
その後、「ギネスブックに載っている塩を作っている」という雪塩の店に寄りました。
「何でギネスブックに載っているんですか」と尋ねたら、野原さんが「パウダー状でさらさらだからじゃないですか」とあいまいに言うので、後で調べたら、違ってました。
何でも、雪塩の塩は、含有するミネラル成分の種類が世界一、多いのだそうです。
雪塩のサイトを見ると、そのカテゴリーがギネスブックから外されたため、現在はギネスブックには載っていないと書いてありました。
とにかく、ここで少しお土産が買えました。