【2013年5月】イングランド&ウェールズへのツアーでは、チャッツワース・ハウスという貴族の館にも寄りました。
入場料16ポンドと安くないのに、この日は館と庭も含めて、大勢の人で賑わっていました。
おばあさんが孫をつれて熱心に説明している姿も。
庭では家族がピクニックに興じていました。
全部で1800エーカー余りもあり、年間、100万人を超える人が訪れるそうです。
一番、面白かったのはバイオリン。
種明かしをするとつまらないので言いませんが、もしも行かれるときには、バイオリンを探してください。
ここは本物の貴族、デューク・オブ・デヴォンシャーと家族が今も住んでいる家だそうです。
いったい何者?と思って調べてみたら、16世紀から続くキャベンディッシュ家という有力な家系があるそうで、デューク・オブ・デヴォンシャーもその一派。
今は12代目が主人だそうです。
自分の家を公開して、一般人との距離を縮めたいと思う「開かれた貴族」なのか、それとも館を使って暴利をむさぼるやり手なのか知りませんけど、こういう特権階級が今もいるというのに何となく腹立たしさを感じました。