【2013年9月】ティノス島の内陸には段々畑が広がっています。
「土地の起伏が激しいから狭い土地を利用して作物を作っている」という説明の割りには荒れているように見えました。
また、訪れた村々は閑散としていました。
ツアーの一人が「誰もいませんねえ」と言ったら、ガイドさんが「若者が島を離れてアテネなどに行ってしまって過疎化が進んでいるんだよ」と寂しそうに答えました。
まあ、本人もおそらくその一人で、島を出て、そして戻ってきた人のようでしたが。
そういうわけで、段々畑が耕されていたころは、島のところどころに点々とある風車小屋も使われていたとのこと。
これらの風車は、はるか昔の遺跡のように見えるけれど、たかが、50~60年前までは稼動していたんだそうです。