【2022年9月】クロアチアのドゥブロヴニクへの旅、ハイライトは城壁でした。
ガイドブックにも「ドゥブロヴニクへの旅は、世界で最も素晴らしい城壁を歩かずして完了しない」と書いてあります。
それだけに、混んでいます。
旧市街への主要門であるピレ門の近くから、かなり急な階段で城壁に上るのですが、もう、行列状態。
城壁を歩く方向が決められていて、逆行は許されません。
そして、誰もが写真を撮るので、なかなか進まないところも。
でも、これは本当に歩いてみる価値のある城壁です。
13世紀から16世紀にかけて建てられたもので、全長2キロ。
高さは一番高いところで25メートルあるそうです。
厚さは内陸側が厚く、6メートル。
海側は1.5~3メートルなのだそうです。
非常に頑丈にできているので、1667年の地震の時にも壊れなかったと前日のウォーキングツアーの時に聞きました。
けっこう上り下りがあり、お年寄りには大変ですが、でも歩き通している年配の人もいて感心。
途中、いくつかカフェや土産物店があるので、休憩もできます。
この土産物店で惹かれるものがあったら、その場で買わないと、一方通行ですから戻って来ることはできません。
一期一会ですね。
私達は晴れたタイミングで城壁を歩いたので、美しい海の色を堪能できました。
町そのものも、とてもフォトジェニック。
ウォーキングツアーで、90年代の紛争時に爆弾を落とされた家の屋根が新しく、爆弾を免れた家の屋根は古いと教わったのでしたが、上から見渡すと、新しい屋根の方が断然多かったです。
それだけ、被害にあった家が多いということかと思う半面、紛争から30年もたっているから、単に屋根の吹き替えをした家もけっこうあるのではないかなとも思いました。
途中、人気が少ないところで、男性が手に指輪の箱と思われる物を持って、ひざまずいている姿が。
明らかにプロポーズしている場面でした。
こんなところでプロポーズとは、ロマンチック!
女性の方は断りずらいでしょうね。。。
日の光が強く、暑くて汗をかきながら、ようやく一回り。
下りてから、城壁の外のレストラン、Sesameにふらっと入って飲んだビールがひときわ美味しかったです。
ちなみにここでは、シーフードリゾットを食べました。
リゾットにはムール貝とクレイフィッシュがぽろんと乗っかっていて、たったこれだけかと思ったら、ごはんにしっかり貝やイカが炊き込まれていて、とても美味しかったです。