【2022年8月】今年の夏休みはシチリア島のシラクサで過ごしました。
本当だったら、1年前に実行していたはずのホリデーです。
去年のこの時期、夫の脚の故障で、この旅行を断念したという苦い思い出があります。
そうです、彼はよく脚を怪我します。
記憶に新しいところでは、ポルトガルでの一件がありました。
去年、予約した航空券や宿はほどんど、無料でキャンセルできたのですが、ミラノーカターニア間の格安航空だけは、キャンセル料を取ったので、キャンセルせずに、今年に持ち越したのでした。
それで、まずはロンドンからミラノへ飛び、一泊してカターニアへ。
8月も後半のこの時期、地方で夏休みを過ごしたイタリア人がミラノに帰ってくる時期とあって、ミラノの空港のタクシー待ちの行列には目を見張るものがありました。
みんなピリピリしていて、私も実は割り込もうとした人と小競り合い。
列に割り込む人は大っ嫌いです。
ミラノで泊ったのは、牢獄ホテル(Spice Hotel)。
去年にも一泊したコンクリートの打ちっぱなしの灰色の部屋です。
特に気に入っているわけではないのですが、何しろ、場所が便利なので。
そして翌日、久しぶりの格安航空イージージェットでシチリア入りを果たしました。
格安航空には細かい規定が多く、間違えると多額を取られるという観念があって、ちょっと不安でしたが、全く問題なく、スムーズでした。
着いたカターニア空港は、夏の最後を楽しもうという人達で大混雑。
とにかく空腹だったので、テーブルが空くのを待って構内のカフェで軽食。
私は美味しくないパニーノでしたが、夫はさっそく、シチリア名物のアランチーノを食べていました。
これは、大型のコロッケに、芋の代わりに混ぜご飯が入っている重たい代物です。
美味しかったらしいですけど。
お腹を満たした後は、シラクサへのバス探し。
夫があちらこちらに聞いてくれた結果、やっとチケットが買えて(一人€6.20)、15分遅れで来たバスに無事に乗れました。
約1時間の道中は眠っていたので、車窓は知りません。
シラクサで降ろされた地点から、予約してある宿まで、大荷物を持って迷いながら移動する元気がなかったのでタクシーに乗ったら、5分もかからない距離だったのに、€12(1700円近く)も取られました。
そうでした、シチリアではタクシーは要注意なのでした。